弘亜社、バンコク空港鉄道の広告権利を取得 国内では初となる、交通広告会社による海外交通広告利権の獲得

株式会社弘亜社は10月21日、バンコクの空港から市内主要駅をつなぐバンコク空港鉄道(エアポートレールリンク=ARL)における車両および各駅の広告管理運営権(契約期間10年間)を獲得したことを発表した。
タイ・バンコクの広告代理店「365」社と組み、自社49%、「365」社51%の合弁会社「弘亜社メディア(タイランド)」をタイ・バンコクに設立、入札に参加する。弘亜社の日本における交通広告・屋外広告の実績が評価され、タイ国鉄よりバンコク空港鉄道(ARL)の交通広告代理店として正式認可(9月16日)されたとのこと。
「弘亜社メディア(タイランド)」は、タイ初の日系交通広告会社となるとともに、日本の交通広告会社が海外の交通広告の利権を獲得した日本で初めてのケースとなる。
今回、交通広告の利権を獲得したバンコク空港鉄道は、外国からの旅行者はもとより、拡大する中産所得層が多く利用しており、交通広告のクライントは彼らのライフスタイルの向上をサポートする各社を主なターゲットとする。初年度(2011年9月~2012年8月)は5000万バーツの売上を目指し、10年後には3億バーツまで拡大していく意向だとしている。