ヤフー、平成24年3月期第2四半期決算 ディスプレイ、リスティング広告ともに売上伸び増収増益 純利益10.4%増

ヤフー株式会社は、平成24年3月期第2四半期決算を発表した。

<平成24年3月期第2四半期の連結業績>
(平成23年4月1日~平成23年9月30日)
売上高:1,456億4,100万円(前年同期比2.8%増)
営業利益:793億9,400万円(同 4.4%増)
経常利益:803億700万円(同 5.5%増)
四半期純利益:475億7,600万円(同 10.4%増)

期初に東日本大震災の影響を受け、ディスプレイ広告の売上の伸びに影響があったものの7月以降は回復に転じたほか、リスティング広告の売上も増加した。加えて、コマース関連では「Yahoo!ショッピング」の売上が増加、特にスマートフォンを中心にモバイル経由の取扱高が大きく伸びた。このほか、ゲーム関連サービスの売上や「Yahoo!リクナビ」、「Yahoo!不動産」などの情報掲載サービスの売上も増加した。
また、販売促進費は増加したが、データセンターの自己保有による運用体制の効率化により通信費が減少し、第2四半期累計期間は売上・利益ともに前年同期比で増加した。なお、メディア事業では平成22年8月にリサーチ事業を株式会社マクロミルに承継したことにより、前年同期比の売上高の伸びに影響があったものの、利益に与える影響は軽微だった。