ティー・ワイ・オー、2011年7月期業績予想を当初より3.2億円増 創業以来最高の当期純利益見込み

株式会社ティー・ワイ・オーは9月12日、2011年7月期(2010年8月1日~2011年7月31日)の業績予想の修正を発表した。

【2011年7月期通期(2010年8月1日~2011年7月31日)の連結業績予想数値】
売上高   : 226億0000万円(前回予想 230億0000万円)
営業利益  : 12億0000万円( 同 10億0000万円)
経常利益  : 8億8000万円( 同 6億3000万円)
当期純利益 : 6億7000万円( 同 3億5000万円)

2011年3月の東日本大震災の発生にともない、広告の制作案件の繰越などによる影響があったが、利益面では、第3四半期までの好調により、当初予想を上回るなど好調に推移した。
最終的に売上高については、当初予想より4億円減に留まるとのこと。営業利益については、昨年に実施したグループ統合等にともなう業務の効率化およびコスト削減施策が奏功し、当初予想より2億円増となる見込み。あわせて経常利益についても当初予想より2億5000万円増となる見込みとなった。
純利益については、8月31日に連結子会社であるGreat Works America Inc.を清算することを決議したほか、オランダ支店の閉鎖も決議しており、これらにともない、海外事業損失引当金繰入額(特別損失)として連結で5600万円、個別で6400万円などを計上する見込み。一方で経常利益における増加要因、並びにグループ統合および子会社の業績回復にともなう税効果の影響等により、当初予想より3億2000万円増となり、創業以来最高の当期純利益を計上する見込みとなっている。