デジタルガレージ、プラス回復の純利益9億円へ 震災後、インターネット広告の早期回復等により期初の計画上回る結果に 2011年6月期決算短信

株式会社デジタルガレージは8月11日、2011年6月期(2010年7月1日~2011年6月30日)の連結業績について決算短信を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :110億6700万円(前年比 32.6%増)
営業利益  :1億3500万円(前年 マイナス9億6000万円)
経常利益  :9億7200万円( 同 マイナス4億5700万円)
当期純利益 :9億0100万円( 同 マイナス22億0700万円)

ディージー・アンド・アイベックスカンパニーの総合プロモーション及びインターネット広告事業が震災直後の落ち込みから早期に回復し、期初の計画を上回る結果となった。イーコンテクストカンパニーにおいても、過去最高の決済件数を記録するなど売上を大幅に伸ばした。

また連結子会社のCGMマーケティングにおける「Twitter」広告販売は成長基調だったが、モバイル関連事業において、従来型携帯端末向け公式サイト事業を中止し、ソーシャルメディアを活用したスマートフォン向けビジネスに再編したため、メディアインキュベーション事業では損失を計上した。

以上の結果、ハイブリッド・ソリューション事業において企業向けソリューション及び決済ソリューションが好調であったこと、ベンチャー・インキュベーション事業において保有株の売却でキャピタルゲインを実現したことから、グループの連結売上高は32.6%増とした。

■リリース http://www.garage.co.jp/ir/pdf/110811_dg_tanshin.pdf ■関連リンク デジタルガレージ http://www.garage.co.jp/