タウンニュース社、過去最高額の売上高30.6億に 既存発行版の深耕とWeb版の開設で広告受注が向上 平成23年6月期決算

株式会社タウンニュース社は、平成23年6月期決算を発表した。

<平成23年6月期の業績>
(平成22年7月1日~平成23年6月30日)
売上高:30億6,300万円(前年同期比 6.2%増)
営業利益:3億1,600万円(同 69.5%増)
経常利益:3億2,400万円(同 67.2%増)
当期純利益:1億7,700万円(同 132.3%増)

平成22年10月に川崎市「麻生区版」と「多摩区版」を隔週発行から毎週発行に移行し、引き続き既存発行版の深耕に注力するとともに、当事業年度から「Web版タウンニュース」を本格稼動し、広告受注単価のアップに努めた。
これらの施策の結果、サービス業や金融業関連、建設・不動産業などからの出稿額が増加し、受注件数・単価とも前事業年度を上回り、売上高は過去最高額を計上することができた。
利益については、売上高が好調に推移したことで、発行原価および販売管理費の増加分を吸収し、営業利益・経常利益・当期純利益とも前事業年度を上回った。
なお、東日本大震災の影響は、発生後にイベントの中止や観光・レジャー関連業種を中心に広告の自粛による受注の減少はあったものの、当事業年度の経営成績に与えるものは限定的であった。