CCC、平成23年7月22日で東証一部上場廃止 非公開化によって事業再構築を狙う

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)は、平成23年6月21日開催の定時株主総会および普通株主様による種類株主総会において、当社の普通株式に全部取得条項を付す旨の定款変更の承認を得、その後所定の手続きを経て、平成23年7月22日をもって東京証券取引所市場第一部において上場廃止となることを発表した。

平成23年2月4日から、CCCの代表取締役社長兼CEOである増田宗昭氏がその発行済株式のすべてを所有し、かつ代表取締役社長を務める株式会社MMホールディングスがCCCの普通株式および当社新株予約権のすべてを対象とした公開買付けを行い、平成23年3月22日に終了している。
MMホールディングスは、CCCの経営環境に対する厳しい認識の中、CCCを非公開化することこそが、上場維持に伴うさまざまなコストを削減すると同時に、事業再構築に係るリスク負担を回避し、激化する競合他社との競争に負けない競争力を強化し、かつ中長期的な視点からの抜本的かつ機動的な経営戦略を実践するために最も有効な手段であるという結論を出し、今回の上場廃止となった。