アウンコンサルティング、2011年5月期決算 売上減少するも純損失2億2700万円に改善

アウンコンサルティング株式会社は7月13日、2011年5月期の連結業績(2010年6月1日~2011年5月31日)の決算短信を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :21億0400万円(前年 27億6000万円)
営業利益  :△1億8000万円(前年 △1億7000万円)
経常利益  :△1億8200万円(前年 △1億7000万円)
当期純利益 :△2億2700万円(前年 △2億7600万円)

今期同社は、検索エンジンマーケティング(SEM)事業からグローバルコンサルティング領域へと進出。2010年6月に台湾、9月に韓国と香港、11月にはシンガポールとアジア4拠点に、新たに現地法人を設立。日本との間で、ビジネスや観光などで、往来が多い都市に進出し、マルチリンガル旅行・生活情報予約サイト「More」における広告販売を推進した。

一方、クリエイティブ事業を行っていた連結子会社の株式を譲渡し、リソースの選択と集中を進めた。2月に子会社アウン沖縄ラボラトリーズを解散し支店化した。
これらの施策は奏功したものの、特に下期において、国内における新サービスの販売低調、高付加価値サービスへの転換が遅れるなど、当連結会計年度においても引き続き営業損失・経常損失を計上し、売上高21億0400万円、営業利益△1億8000万円、経常利益△1億8200万円、当期純利益△2億2700万円となった。

■リリース http://www.auncon.co.jp/ir/pdf/20110713-1.pdf ■関連リンク アウンコンサルティング http://www.auncon.co.jp/