博報堂DYメディアパートナーズ調査、70歳代シニアはマスメディアの接触時間が長く、インターネットやメールも使いこなす
株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、シニアの新しい生き方を牽引していくと思われるリーダー層を探るため、70歳代の生活者に注目し、生活意識や消費行動、メディア接触に関する調査を行った。
今回の調査では、70歳代生活者の意識として、ただ長生きするだけでなく、人生を健康で長く楽しみ、自分らしく生きたいと考えていることや、周囲に迷惑をかけず、人の役に立ちたいと考えていること浮かび上がった。
また、物質的な満足度が高いことから、より質の高さへのこだわりを持った消費意識があることもわかった。さらに、メディア接触に関しては、テレビや新聞などマスメディアへの長時間接触が日常の習慣となっており、マスメディアが生活に深く入り込み、社会とつながるポータル的役割を果たしていることがわかった。一方で、インターネットやメールなどパソコンや携帯電話も使いこなしている実態も把握できた。
パソコン普及の時期と照らし合わせてみると、70歳代の生活者はビジネスでのパソコン利用を経験している世代であることから、マスメディアもデジタルメディアも使いこなす70歳代の現在の生活実態は、必然的だと言える。