博報堂とスウェコ社と環境共生・高齢化対応まちづくりで協業 三菱総研の参画も

株式会社博報堂は5月26日、スウェーデンの大手コンサルティング会社であるSWECOインターナショナル株式会社(スウェコ社)と、環境共生・高齢化対応のまちづくりにおいて協業することを発表した。博報堂と株式会社三菱総合研究所は、地球温暖化と高齢化問題をまちづくりを通して解決を目指す「プラチナシティ」開発モデルを提唱しており、三菱総研も参画する。
スウェコ社は、スウェーデン政府が推進する「環境共生都市(SymbioCity)」の全体計画の策定を担う中核的企業。従来の縦割型のインフラ整備を廃し、統合的都市開発手法を導入することで環境効果を大幅に高めることに成功しており、すでにこの手法をスウェーデン国内だけでなく、EU・ロシア・中国等の海外へも広く輸出しているという。このモデルは、「プラチナシティ」開発モデルと目的・手法において共通部分が多く、今後日本のみならず、世界、特にアジアにおいても大きなニーズがあると考え、今回の協業に至ったとしている。
3社はまず日本国内での統合的都市開発を進め、「プラチナシティ」の実現に向けた活動と市場開拓を進めていくとしている。

■元リリースリンク http://www.hakuhodo.co.jp/pdf/2011/20110526.pdf ■関連リンク 博報堂 http://www.hakuhodo.co.jp/