地域新聞社、元従業員の遺族から損害賠償請求うける　業績に与える影響や今後の見通しは不明

株式会社地域新聞社は、元従業員の遺族から過重労働および元上司によるパワーハラスメントがあったとして損害賠償の請求があり、受理したことを公表した。
平成21年12月9日、元従業員（元情報企画部長）が死亡した件について、平成23年4月1日、元従業員の遺族3名が請求人となり地域新聞社を被請求人として、損害賠償請求書が送付された。請求人は、元従業員の自殺の原因は、過重労働及び元上司によるパワーハラスメントであり、地域新聞社の安全配慮義務違反によるものであると主張しているという。
請求額は、総額1億2,774万8,000円。地域新聞社側は、4月11日の時点で請求人の主張に対する調査ができておらず、今後は、顧問弁護士と協議の上、適切な対応を図っていくとしている。また、現段階では、本件に関する見通しが不明で、業績に与える影響も不明とし、状況変化が生じた場合には、速やかに適時開示を行うとしている。