DACとプラットフォーム・ワン、ロシアの広告テクノロジー及びクラウド提供する企業と合弁会社設立

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社（DAC）および子会社の株式会社プラットフォーム・ワンは4月1日、ロシアを拠点に広告テクノロジーおよびクラウドサービスの提供を行っているIponWeb Holdings Ltd.と共同出資会社「株式会社アイピーオンWebジャパン（IponWeb Japan）」を設立することを発表した。IponWeb Japanのサービスは同日より開始しており、IponWebのサービスを日本および中国にて独占提供するものとなっている。

IponWebは、ロシア科学アカデミーのランダウ研究所より理論物理学の博士号を授与され、英国ケンブリッジ大学等での研究職を務めた経歴を持つボリス・ムーズカンツキー博士が設立した、オンライン広告取引領域におけるクラウドサービスを提供する企業集団。同社は欧米を中心とした20カ国以上、50社以上の主要広告プラットフォーム企業にサービスを展開している。プラットフォーム・ワンは、従来DACグループが提供してきた広告会社向けおよび媒体社向けの広告取引プラットフォームの提供に加え、オンライン広告の売り手と買い手の需給を瞬時にマッチングさせるRTB（リアルタイムビッディング）等のIponWebの最先端技術を組み合わせたサービスを提供する予定。