アイ・エム・ジェイ、中国でデジタルマーケティング事業開始 現地企業の子会社化、提携も

株式会社アイ・エム・ジェイは3月2日、中国市場においてデジタルマーケティング事業を開始することを発表した。これにともない、中国Xiamen Zhang Tong Information Technology Co., Ltd.(厦門掌通信息科技有限公司)を完全子会社化する。中国現地に事業拠点を設け、中国事業担当執行役員を配置し、中国へ進出する日本企業のデジタルマーケティングの支援を行うのが狙い。

Xiamenは2001年設立。これまで、日本大手電機メーカーが開発する中国市場向け携帯電話のプロモーションサイト(Web及びモバイル)のシステム構築・運用や、世界大手エンターテインメント企業の中国市場向けWebサイト及びモバイルサイトの構築・運用などの実績を有している。今後Xiamenは、日本からのオフショア開発機能を兼ねた、中国現地での制作・運用機能を担う。

また同社では、中国現地でのマーケティング機能の強化を目的に、上海市を運営拠点とし、中国最大級のビューティポータルサイトの運営及びコスメ・バラエティストアを中国全土に展開するBeaunet Corporation Limitedグループ(亜美網有限公司)と資本業務提携したことも公表した。中国進出の日本企業を中心に、両社で連携し顧客開拓を行う。Beaunetグループは、中国の経営性ICP免許(インターネット事業者免許)を有しており、当面は、中国へ進出する日本企業のデジタルマーケティング支援を軸に営業を進める。