住友商事、女性誌「ELLE」のアシェット婦人画報社と資本提携。ファッション雑誌のブランド力を使い購買力の高いカスタマーに向けEC展開。

 住友商事株式会社は、アシェット婦人画報社と提携し、世界で初めて「ELLE」ブランドを冠したECサービスをスタートすると発表した。

アシェット婦人画報社は、ラガルディールグループのアシェット・フィリパッキ・プレス社の100%出資子会社。
同社は世界有数のモード誌である「ELLE」の日本版「ELLE Japon」をはじめ「25ans」「婦人画報」「MEN'S CLUB」などのファッション雑誌を発行している。
また、インターネット上でも1996年から「ELLE ONLINE」をスタート。
月刊100万人以上のユーザーを誇り、日本で有数の女性向けデジタルメディアの地位を確立している。

住友商事はランセル・ジャパンなどのブランド事業を展開するとともに、国内最大のテレビ通販事業であるジュピターショップチャンネルを軸に、ウェブ、携帯など様々なメディアを複合的に活用したマルチチャネルリテイル事業を加速させてきた。

アシェット婦人画報社の有するファッション雑誌のブランド力および編集力、購買力の高いカスタマーとの接点と、住友商事がテレビ通販事業等で蓄積したダイレクトマーケティング事業の実績を融合した日本初のライフスタイル提案型のEコマースサイトとなる。
また、デジタルメディア、雑誌、テレビ、リアル店舗、映画、イベントといったあらゆるメディア形態を駆使した協業を計画している。

アシェット婦人画報社の親会社であるアシェット・フィリパッキ・プレス社は、世界43カ国で雑誌220種以上、ラジオ27局、テレビの専門チャンネル9局を保有するラガルディール・アクティブ社の子会社。