スマートフォンユーザーの5割はビジネスマン世代 アウン、国内スマートフォン利用動向を公開

アウンコンサルティング株式会社は2月23日、日本におけるスマートフォンの利用動向に関する調査結果を公表した。コムスコア社が保有する調査対象パネルのモバイル利用データを基とした統計予測で、2010年12月度について集計した。

それによると、スマートフォンのユーザー数と従来型携帯電話のユーザー数を比較すると、スマートフォンのユーザー数は従来型携帯電話のユーザー数の1割に満たない状況であることが明らかになった。ただし増加率については、過去3か月間のユーザー数の推移を比較すると、スマートフォンのユーザー数は22%増加している一方で従来型携帯電話のユーザー数はほぼ横ばいとなっていた。

携帯ユーザーの年代別傾向を見ると、従来型携帯電話に占める各年代の割合は、年代が上がるにつれて右肩上がりになっている。スマートフォンユーザーに占める年代別割合は、25歳~34歳および35歳~44歳のユーザーの割合が突出しており、ビジネスマン世代にユーザーが集中していることが判明した。アウンでは、今後サービスを提供する側が意識すべきこととしては、これら年齢分布の特性を十分に理解する必要があるとしている。ただし、東京圏などにおいては、大学生等の就職活動時期にスマートフォンの所持率の上昇も見込まれる点にも留意が必要とのこと。

■リリース http://www.auncon.co.jp/corporate/2011/0223.html ■関連リンク アウンコンサルティング http://www.auncon.co.jp/