ADKインタラクティブとALBERTが資本業務提携 2011年中に共同事業の新規サービス開始
株式会社ADKインタラクティブと株式会社ALBERT(アルベルト)は2月23日、業務提携契約を締結したことを発表した。
次世代型ターゲティング広告配信である「オーディエンスターゲティング広告」や、それにともなう「データエクスチェンジ事業」、また最適化技術を利用した新規事業の共同開発等を今後は共同で推し進める。両社は「A×Aプロジェクト」として、ADKインタラクティブの広告主に対する「デジタルマーケティング・ソリューション」および「マーケティング・ダッシュボードの構築支援サービス」等と、ALBERTのレコメンドエンジンの「最適化技術」を連携させ、またADKインタラクティブの関連会社であるデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)より「タグソリューション」や「広告配信に関するアドサーバ技術(第三者配信)」等の技術協力や業務支援を受けることで、新たな広告配信ソリューションを広告主サイドに提供していく。
両社は2011年中に共同事業の新規サービス開始を計画しており、その第一弾として、広告主サイトにおいて指定したアクション(例:特定ページ閲覧やコンバージョンなど)を行ったポテンシャルの高いユーザーの行動情報を分析し、オーディエンスデータが類似するユーザー群へ拡大して広告配信を行う実証実験等を、今春より実施する予定。
なお、ADKインタラクティブがALBERTから第三者割当増資により株式を取得することにも合意しており、増資後のADKインタラクティブの保有株式比率は、ALBERTの発行済株式総数の約13.7%となり、創業者を除く事業会社では筆頭株主となるとのこと。ADKインタラクティブの代表取締役社長である横山隆治氏が、3月開催のALBERTの定時株主総会で社外取締役に就任する予定。