ADK、転進支援措置の退職金など計上による46億5600万円の大幅損失に 2010年12月期 決算短信 

株式会社 アサツー ディ・ケイは2月10日、2010年12月期 第3四半期(2010年1月1日~2010年12月31日)の連結業績について決算短信を発表した。

【連結経営成績】
売上高   : 3465億6500万円 (前年同期比 1.0%減)
営業利益  : 2200万円 (前年 マイナス7億5600万円)
経常利益  : 18億8500万円 (前年 10億9400万円)
四半期純利益: マイナス46億5600万円(前年 7300万円)

売上が前年同期比で1%減少し営業利益はマイナスとなったが、情報処理サービス業の持分法適用会社であるインターネット広告専業メディアレップ(デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム、単体ベース)、中国の広東広旭広告有限公司がともに増益となったため、持分法による投資利益は2億1300万円(前年同期は1億2600万円の利益)と伸長し、経常利益は18億8500万円と前年同期比72.3%増になった。
一方で、投資有価証券評価損23億2400万円、特別転進支援措置による退職金等の費用27億7000万円を計上したことにより、特別損失67億6800万円が発生。繰延税金資産の取崩しによる法人税等調整額の増加もあり、当期純損益は、46億5600万円の損失となった。

■リリース http://www.adk.jp/html/ir/news/20110210_3J.pdf ■関連リンク アサツー ディ・ケイ http://www.adk.jp/