神奈川の地域情報紙タウンニュース社、四半期純利益447.8%増 売上原価や販管費の抑制やWeb版への注力で増収増益

神奈川県と東京都町田市で地域情報紙を展開している株式会社タウンニュース社は2月4日、平成23年6月期第2四半期決算を発表した。

平成23年6月期第2四半期の業績
(平成22年7月1日~平成22年12月31日)

売上高:14億6,100万円(前年同期比 3.4%増)
営業利益:1億4,000万円(同 74.9%増)
経常利益:1億4,400万円(同 69.0%増)
四半期純利益:7,500万円(同 447.8%増)

媒体価値を高めつつ既存発行版の深耕に注力するとともに、紙面に掲載した街の話題やニュース・記事広告がパソコンと携帯端末でも見られる「Web版タウンニュース」の営業を積極的に推進。その結果、タウンニュース事業部門全体で広告受注単価のアップが図られ、売上を拡大することができた。その他事業部門の出版・印刷部の売上高は、自費出版の受注件数が増加し、前年同期をわずかながら上回った。利益面では、タウンニュース事業部門の売上高が増加する一方、売上原価や販管費を抑えた結果、営業利益・経常利益・四半期純利益ともに、前年同期を大幅に上回りました。