博報堂DYH、前年マイナスから28億3700万円の増益で黒字転換 2011年3月期 第3Q決算短信
株式会社博報堂DYホールディングスは2月4日、2011年3月期 第3四半期(2010年4月1日~2010年12月31日)の連結業績について決算短信を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 : 6720億7200万円 (前年同期比 0.4%増)
営業利益 : 84億2000万円 (同 231.9%増)
経常利益 : 107億7200万円 (同 167.3%増)
四半期純利益: 19億2100万円 (前年度赤字)
テレビ広告ではスポット出稿が好調に推移して前年同期を上回ったものの、マスメディア取引全体では前年同期を下回る結果となった。非マスメディア取引は、インターネットメディアやアウトドアメディア向け出稿、クリエイティブ等が前年同期を上回った結果、非マスメディア取引全体で前年同期を上回った。
業種別に見ると、「不動産・住宅設備」「食品」「飲料・嗜好品」等が堅調に推移する一方、「趣味・スポーツ用品」「外食・各種サービス」「交通・レジャー」等は前年同期から減少。売上構成比の高い「自動車・関連品」は前年同期を下回ったものの、減少幅は縮小した。販売費及び一般管理費については、1,011億6300万円(前年同期比0.7%減少)に抑制し、営業利益を大幅に改善し84億2000万円で、前年同期比231.9%増加とした。結果、四半期純利益は黒字に転じ、前年同期のマイナス9億1600万円から28億3700万円の増益で、19億2100万円となった。