日テレ、四半期純利益 前年同期比36.8%増 売上減ながらコストコントロール徹底で増収キープ 2011年3月期 第3Q決算短信
日本テレビ放送網株式会社は2月3日、2011年3月期 第3四半期(2010年4月1日~2010年12月31日)の連結業績について決算短信を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 : 2228億8400万円 (前年同期比 0.2%減)
営業利益 : 234億2400万円 (同 39.9%増)
経常利益 : 300億8700万円 (同 50.9%増)
四半期純利益: 167億8800万円 (同 36.8%増)
スポットセールスが前年を大きく上回ったことに加え、連結子会社の株式会社バップおよび日本テレビ音楽株式会社などが増収となったが、映画事業の反動減やタイムセールスが広告市況の低迷の影響を受けたことなどにより、前年同四半期に比べ4億8千2百万円(△0.2%)減収の2,228億8400万円となった。
費用の面では、「2010FIFAワールドカップ 南アフリカ大会」の放送にともなう番組制作費の増加やスポットセールスの回復にともなう代理店手数料の増加があったものの、すべての費用項目においてコストコントロールを徹底したことにより、売上原価と販売費および一般管理費を合わせた営業費用は、前年同四半期に比べ71億6千7百万円(△3.5%)減少し、1,994億5900万円となった。この結果、営業利益、経常利益ともプラス、四半期純利益も増益の167億8800万円となった。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120110125016605.pdf
■関連リンク
日本テレビ放送網
http://www.ntv.co.jp/