テレ朝、純利益 前年同期比43.8%増 タイム収入が増収で堅調推移 2011年3月期 第3Q決算短信 

株式会社テレビ朝日は2月3日、2011年3月期 第3四半期(2010年4月1日~2010年12月31日)の連結業績について決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   : 1775億2500万円 (前年同期比 2.7%増)
営業利益  : 91億1500万円 (同 33.4%増)
経常利益  : 111億1700万円 (同 33.3%増)
四半期純利益: 64億1500万円 (同 43.8%増)

テレビ放送事業において、タイム収入は、依然スポンサーの固定費削減傾向にあるなかで、23時台のネットセールス枠新設や視聴率が好調なレギュラー番組の単価上昇などにより、レギュラー番組のセールスは前年同期に比べ増収となった。単発番組についても、「2010FIFA ワールドカップ南アフリカ」などで増収となり、タイム収入合計は642億9100万円となった。スポット収入は、前年下半期からの回復基調が続き、好調に推移。業種別では、「出版」「食品・飲料」「家庭用品」などが低迷したが、「サービス・娯楽」「輸送機器」「金融・保険」などが好調に推移し、656億1200万円となった。
当第3四半期連結累計期間の売上高は1,775億2500万円(前年同期比+2.7%)、売上原価、販売費および一般管理費の合計が1,684億900万円(同+1.4%)となった結果、営業利益は91億1500万円(同+33.0%)、経常利益は111億1700万円(同+33.3%)、四半期純利益は64億1500万円(同+43.8%)となった。