ファンコミュニケーションズ、売上高を下方修正 携帯向けサービスと自社媒体運営のマイナスが響く

株式会社ファンコミュニケーションズは2月1日、平成22年11月9日に発表した平成22年12月期第3四半期決算短信での業績予想を修正することを発表した。

<平成22年12月期業績予想>
(平成22年1月1日~平成22年12月31日)
売上高:87億2,000万円(前回予想に比べ 8,000万円減)
営業利益:14億2,000万円(同 4,000万円減)
経常利益:15億円(同 2,000万円減)
当期純利益:8億9,000万円(同 4,000万円増)

売上高については、パソコン向けアフィリエイト広告サービスが県庁に推移するものの、携帯向けアフィリエイト広告サービスおよび自社媒体運営が対予算比でマイナスとなったため、前回予想数値を下回る見込みとなった。
営業利益については、販売費および一般管理費はコスト削減により対予算比で減少となったが、売上高が前回予想数値を下回ったこと、および粗利益率の高い自社媒体運営が対予算比でマイナスとなったことにより、前回予想数値を下回る見込みとなった。
経常利益については、有価証券利息5,800万円の計上などがあったが、営業利益が前回予想数値を下回ったことにより、前回予想数値を下回る見込みとなった。
当期純利益については、予算上見積もっていたソフトウェア除却損などの特別損失の発生がほとんどなく、前回予想数値を上回る見込みとなった。