NHK新国際放送、ほとんどの番組を24時間インターネットで放送。

NHKの福地茂雄会長は1月9日の会長記者会見で、2月2日から一新するNHKの国際放送についてコメント発表した。

これによると、ニュースを大幅に強化し、1日24時間毎正時に英語ニュースを放送。
アジアの情報はNHKからというブランドの確立を目指していく。

年末にはLED照明や液晶モニターなどを使い環境に配慮した、斬新なデザインの新スタジオが完成。
受信環境の整備も進み、世界の8000万世帯で視聴可能となった。
今年度中に1億1000万世帯の受信を目指す。

インターネットでの展開もひとつの特徴で、海外ではほとんどの番組を24時間インターネットを通じてリアルタイムに見ることができ、国内でもニュースはほぼ24時間放送と同時のストリーミング放送で見る事ができる。

国際放送の業務の一部を委託する株式会社日本国際放送は、スタートに合わせて在京民放5社の協力を得て独自番組を一週間連続で放送する予定。
日本国際放送については、過去民放からの反発などが見られたが長らく続く広告主離れや不況による広告出稿減により態度を軟化させた模様。