サイバーエージェント、スマートフォン向け広告を強化 スペイシーズと提携しターゲティング配信を開始

株式会社サイバーエージェントが運営する「Ameba」は12月17日、スマートフォン向け広告の配信を強化することを発表した。「Ameba」のスマートフォンブラウザ対応サイトでのピクチャー(バナー)配信に加え、iPhone版およびAndroid版「Amebaアプリ」内への配信を新たに開始する。
これにともない「Ameba」は、スペイシーズとの提携を実施し、同社が保有するアドテクノロジーを活用したターゲティング配信を展開していく。なお現在「Ameba」のスマートフォン向け広告では、コンテンツターゲティング、リターゲティングといった手法での広告配信が可能となっている。今後はスペイシーズのアドテクノロジーを活用したオーディエンスターゲティング配信を、2011年3月より開始する。なおサイバーエージェントはスペイシーズの第三者割当増資を引受け、株式を取得すると同時に、3名を社外取締役として派遣する予定だ。

さらにサイバーエージェントでは、スマートフォンアプリなども広告配信先としてネットワーク化し、これらを「AmeAD(アメアド)」として広告商品の開発・提供を行う予定とのこと。「AmeAD」では、将来的に他社のスマートフォンブラウザ対応サイトやアプリなどへの配信も予定しており、2011年末までに月間インプレッション数100億impを超える国内最大のスマートフォン向け広告を目指すとのこと。同年末までに出稿企業社数は300社となる見込み。

■リリース http://www.cyberagent.co.jp/news/press/2010/1217_1.html ■関連リンク サイバーエージェント http://www.cyberagent.co.jp/ スペイシーズ http://www.spacyz.jp/