TYO、営業利益、前年同期比230.4%増 売上減も好調なTV-CM事業とコスト削減で大幅な利益増を達成。平成23年7月期第1四半期決算

株式会社ティー・ワイ・オーは、平成23年7月期第1四半期決算を発表した。

<平成23年7月期第1四半期の連結業績>
(平成22年8月1日~平成22年10月31日)
売上高:47億5,100万円(前年同期比 22.7%減)
営業利益:2億3,300万円(同 230.4%増)
経常利益:1億6,400万円(前年同期は1,500万円の損失)
純利益:7,900万円(前年同期は2億6,200万円の損失)

前連結会計年度において子会社であった株式会社円谷プロダクションおよび株式会社デジタル・フロンティアの連結除外の影響を大きく受けた結果、売上高は減少するも、TV-CM事業が好調に推移したことと、コスト削減施策が奏功したことによって、利益は大幅に増加した。
なお、ティー・ワイ・オーは、グループ統合に伴うグループ会社のオフィスの統合などにより、固定資産徐却損として3,600万円が発生。「資産除去債務に関する会計基準」(企業会計基準第18号 平成20年3月31日)および「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準第21号 平成20年3月31日)が、平成22年4月1日以降に開始する事業年度に適用されることに伴い、その影響額として3,400万円が発生している。

事業セグメント別の概況は次の通り。なお、当第1四半期連結会計期間より事業セグメントを変更したため、前期比較は発表されていない。

<TV-CM事業>
売上高:32億7,900万円
営業利益:7億位4,400万円

大手制作会社の強みを活かし、積極的かつ一体的な営業展開を図り、一層のコスト削
減を推進した結果、売上高は業績目標未達となるも、利益は大幅に上回った。

<マーケティング・コミュニケーション事業>
売上高:13億2,700万円
営業利益:▲5,900万円

納期が第2四半期以降に後ろ倒しとなった案件や、海外における案件の失注等の影響を受け、売上高、利益ともに業績目標未達となった。

<その他>
売上高:2億7,700万円
営業利益:▲500万円

アニメーション、テレビ番組、ミュージックビデオの企画・制作などは、売上高、利益ともに業績目標を達成するなど堅調に推移した。

■リリース 平成23年7月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) http://group.tyo.jp/files/ir/library/kessan_tanshin_101214.pdf 特別損失の発生に関するお知らせ https://www.release.tdnet.info/inbs/140120101214086489.pdf