SNS「YUCASEE」、富裕層の『スマートフォン』に関する意識調査を実施 スマホ所有50%、ガラケー継続わずか7%
富裕層マーケティング支援事業を営むアブラハム・グループ・ホールディングス株式会社は11月25日、自社が運営する純金融資産1億円以上限定のSNS「YUCASEE(ゆかし)」の会員を対象とした「スマートフォンに関する意識調査」の結果を公表した。調査期間は10月12日~10月25日で、回答サンプル数は141。
それによると、富裕層の50.4%が「すでにスマートフォンを保有している」と回答、23.4%は「現在保有していないが、今後買い替える意向がある」と回答した。そして「現在所有しておらず今後もスマートフォンへ買い替える意向がない」人は、全体のわずか7.8%に過ぎないことが判明した。現在所有しているスマートフォンの機種は、iPhoneが85.9%で圧倒的多数に。一方で、現在スマートフォンを持っていない人の希望機種は、iPhoneが36.4%とiPhoneの支持率が減っており、その分Windows Mobileケータイの割合が増加していた。
この調査が行われたのは2010年10月と、携帯各社が2010年冬の新商品としてスマートフォン各機種を発表する前だったことを勘案すると、富裕層はスマートフォンの火付け役となったiPhoneに限らず、幅広い選択肢のなかから機種を検討しており、スマートフォンに対する感度が高いことが伺える。
一方ネットサービスについては、富裕層のTwitter利用率は、日本最大級のソーシャルコミュニティのmixi利用率(42.6%)を上回る45.4%となった。また、ソーシャルコミュニティ「Facebook」の利用率もすでに29.8%が利用していると回答しており、富裕層のソーシャルメディアの積極的な利用があきらかになった。