セブンシーズホールディングス 売上高、前年同期比86.8%減 大幅減ながら子会社株式売却で利益確保 2Q決算短信

セブンシーズホールディングス株式会社は11月15日、2011年3月期 第2四半期の連結業績(2010年4月1日~2010年9月30日)について決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   : 9億6500万円(前年同期比 86.8%減)
営業利益  : マイナス1億4700万円(前年 マイナス4億400万円)
経常利益  : マイナス1億4600万円(前年 マイナス5億7700万円)
四半期純利益: 4億9100万円(同 マイナス8億6800万円)

市場調査業務、企業向け各種販促ツール作成業務(カスタムパブリッシング業務)に加え、出版に係る広告代理等の業務委託サービス提供を開始した他、タクシー事業者向けモバイルカード決済端末サービスやデータセンター業が順調に推移。当第2四半期連結累計期間までに、ラグジュアリー雑誌媒体(ハーパース・バザー日本版、ローリングストーン、オーシャンズ)を事業譲渡した。この結果、前年より大幅減ながら、売上高9億6500万円を確保した。

一方、メディア&マーケティング事業の出版物における広告取扱高が、景気後退の影響や、過去に委託した雑誌返品等により大幅に減少したこともあり、5700万円ほど前回予想を下回り、マイナス1億4700万円となった。経常利益については、有価証券運用益、為替差損等の計上により、マイナス1億4600万円となった。最終的に、子会社株式売却益の計上により、四半期純利益は4億9100万円となり黒字を確保した。