中広、第2Q業績 黒字に転換 売上高、前年同期比6.5%増 クロスメディア化を図ったメディア事業への注力が効奏

株式会社中広は11月15日、2011年3月期 第2四半期の連結業績(2010年4月1日~2010年9月30日)について決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   : 19億2800万円(前年同期比 6.5%増)
営業利益  : 6300万円(前年 マイナス1900万円)
経常利益  : 5400万円(前年 マイナス2500万円)
四半期純利益: 4100万円(前年 マイナス2600万円)

メディア事業として、7月に『月刊FuRIMO(フリモ)中村版』(愛知県名古屋市中村区、62,750部発行)を新たに発行。また、2010年2月に開設した、地域みっちゃく生活情報総合ポータルサイト『フリモ』(furimo.jp)においては、フリーマガジン『地域みっちゃく生活情報誌』とモバイル機器である携帯電話、iPhone等の最新のスマートフォンに対応したクロスメディア化を図り、競合他社との差別化を図った。さらには『フリモ』の代理店契約を2社と締結し、掲載広告主および会員数の獲得に努めた。

その結果、売上高19億2800万円(前年同期比 6.5%増)となり、売上総利益は粗利率の高いメディア事業の構成比が高まったことから、740,219千円(前年同四半期比15.0%増)となった。 また、販売費および一般管理費については、6億7645万8000円(前年同四半期比2.0%増)となったが、四半期純利益4145万8000円を確保した。

なお同社は11月12日に、2011年3月期 第2四半期の連結累計期間(2010年4月1日~2010年9月30日)の業績について、予想数値(5月14日公表)の上方修正を行っている。