葵プロモーションの2Q決算、売上15.6%増。営業利益485.1%増で純利益も黒字に TV-CMの回復基調により

株式会社葵プロモーションは、平成23年3月期 第2四半期決算を発表した。

<平成23年3月期第2四半期の連結業績>
(平成22年4月1日~平成22年9月30日)
売上高:71億1,000万円(前年同期比 15.6%増)
営業利益:4億9,400万円(同 485.1%増)
経常利益:3億5,900万円(前年同期は1億100万円の損失)
純利益:2億円(前年同期は5,900万円の損失)

主力とするテレビコマーシャルの需要は、広告媒体の多様化の影響を受けながらも回復基調を維持している。このような環境の中、制作原価率の抑制、コストの削減等による収益力の強化と、グループ全体の営業体制強化に努め、一層の業績の改善に努めた結果、売上高は前年同期を上回り、計画を達成。

利益についても、営業利益、経常利益は前年同期比で大幅な増益となり、計画を上回った。純利益も、持分法適用会社の株式と貸付金について引当金を特別損失に計上したが、前年同期を上回る水準を確保している。

子会社の業績についても、前年同期に比べて総じて改善。株式会社ワサビを除く全社が増収となり、ワサビと株式会社スクラッチを除く全社が増益となった。