電通、第2Q決算 営業利益158%増 ワールドカップ・参院選足掛かりに  一方、純利益は60%減 のれん償却額計上などにより

株式会社電通は11月10日、2011年3月期 第2四半期の連結累計期間(2010年4月1日~2010年9月30日)の業績について、決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :8684億0700万円(対前年同期比 10.5%増)
営業利益  :175億8600万円 (同 157.3%増)
経常利益  :166億1600万円 (同 58.8%増)
四半期純利益:28億5900万円 (同 59.9%減)

昨年7月に策定した中期経営計画「Dentsu Innovation 2013」のもと、さまざまな具体的施策を実施するとともに、「2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会」や「第22回参議院議員通常選挙」などを足掛かりに、積極的な営業活動を展開。その結果、当第2四半期連結累計期間の連結売上高は8,684億700万円(前年同期比10.5%増)、売上総利益1,458億9600万円(同8.1%増)、営業利益175億8600万円(同157.3%増)、経常利益166億1600万円(同58.8%増)となった。ただし、特別損失として、減損によるのれん償却額等を計上したことにより、四半期純利益は28億5900万円(同59.9%減)となった。

なおセグメントごとの業績は、広告業で売上高8,381億3300万円、セグメント利益156億9600万円。情報サービス業で売上高288億7800万円、セグメント損失3億1700万円。その他の事業で売上高128億300万円、セグメント利益7億7600万円となった。