博展、第2四半期決算 売上増ながら四半期純損失は3400万円 赤字解消にいたらず

株式会社博展は11月8日、2011年3月期 第2四半期の連結累計期間(2010年4月1日~2010年9月30日)の業績について、決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :18億3100万円(対前年同期比 14.7%増)
営業利益  :マイナス2400万円
経常利益  :マイナス2900万円
四半期純利益:マイナス3400万円

同社では展示会、広告、販促関連イベント、情報伝達ツールなど、企業とユーザーとの各種コミュニケーションを総合的に管理することで、顧客のブランド構築をより一層強化し、ビジネスパフォーマンスを高めるサポートを展開。また2010年7月1日付で、B to C販促イベントに特化した広告代理店担当グループを新たに組織したほか、新サービスとして、実在する空間をWebで体感できるインタラクティブツールである空間バーチャル化システム「Panora Walk(パノラウォーク)」の商品化を行い東京ビッグサイト等にて採用された。

これらの結果、第2四半期累計期間の売上高は18億3100万円(前年同四半期比14.7%増)、営業損失は2400万円(前年同四半期は6000万円)、経常損失は2900万円(前年同四半期は6500万円)、四半期純損失は3400万円(前年同四半期は1億1400万円)と状況を改善させたが利益確保には至らなかった。