ミクシィ、第2四半期決算 売上好調ながら、純利益はマイナス 対前年同四半期 23.6%減

株式会社ミクシィは11月5日、2011年3月期 第2四半期(2010年4月1日~2010年9月30日)の決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :79億0400万円(対前年同四半期 26.5%増)
営業利益  :16億8900万円(同 9.2%減)
経常利益  :15億8300万円(同 12.9%減)
四半期純利益:7億1700万円(同 23.6%減)

インターネットメディア事業において、「mixi」の9月の月間ログインユーザー数(1か月に1度以上ログインしたユーザー数)は約1,446万人(前連結会計年度末約1,386万人)。「mixiボイス」「mixiチェック」「mixiチェックイン」などの新機能の利用者が増加しているとのこと。「mixiモバイル」の広告販売が堅調に推移した他、「mixiアプリ」に関連する広告・課金における収益化が進んでいる一方、9月よりTVCMなどの大規模なマスプロモーションを実施したことにより広告宣伝費が増加した。

この結果、当第2四半期連結累計期間のメディア事業売上高は75億5100万円となった。売上高のうち、広告売上高は63億6900万円、課金売上高は11億8100万円、セグメント利益は22億8200万円となった。結果、売上高は79億0400万円と増加したが、四半期純利益:7億1700万円と減少した。

なお同社では、9月22日開催の取締役会において、2011年1月5日にインターネット求人広告事業「FindJob!」を分割し、新設する株式会社ミクシィ・リクルートメントに承継させることを決議している。