サイバーエージェント、9月期決算短信　Ameba関連事業の黒字転換と広告代理事業の増収などで増益を確保

株式会社サイバーエージェントは11月4日、2010年9月期の連結業績（2009年10月1日～2010年9月30日）について、決算短信を発表した。

【連結経営成績】
売上高　　　：966億5000万円（対前年同期比　2.9％増）
営業利益　　：93億3700万円（同　108.2％増）
経常利益　　：92億2500万円（同　112.2％増）
四半期純利益：54億9300万円（同　333.2％増）

注力事業であるAmebaを中心としたインターネットメディアのサービス拡充、インターネット広告代理事業における生産性向上および営業力強化に努めるとともに、急成長が見込まれるソーシャルゲームの提供にも取り組むとともに、第1四半期連結会計期間にネットプライスドットコムの株式を一部譲渡し、持分法適用関連会社とする等の事業ポートフォリオの見直しを推進した。この結果、売上高は2.9％増となり、ネットプライスを連結子会社から除外した影響を除く増減率は、Ameba関連事業の順調な拡大等により19.7％の増加となった。営業利益については、Ameba関連事業の黒字転換およびインターネット広告代理事業の増収と生産性向上にともなう利益拡大等により、108.2％増。最終的に当期純利益については、税金費用等の計上により54億9300万円となった。