ネクスト、純利益倍増 2011年3月期 第2四半期決算短信
株式会社ネクストは11月4日、2011年3月期 第2四半期(2010年4月1日~2010年9月30日)の決算短信を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :55億1300万円(対前年同四半期 8.6%増)
営業利益 :13億3100万円(同 67.1%増)
経常利益 :13億3600万円(同 64.8%増)
四半期純利益:8億9900万円(同 106.2%増)
第2四半期より「DB+CCS」(データ・ベース+コミュニケーション&コンシェルジュ・サービス)を戦略の柱とし、不動産情報サービスを中心に事業展開を進め、特に主力サービスである「HOME'S賃貸・不動産売買」においては、首都圏・大都市圏を中心に営業活動を展開した。一方、収益化が遅れていた賃貸保証事業については、2010年8月2日に同事業を担うネクストフィナンシャルサービス(NFS社)の全株式をホームネットへ売却し、事業から撤退した。さらに、有料職業紹介事業についても事業の縮小を決定するなど経営資源の集中を進めていた。
その結果、当累計期間における連結業績は堅調に推移し、四半期純利益をほぼ倍増させ8億9900万円とした。
なお、当累計期間では特別損失として、NFS社の株式売却にともなう損失2億2995万円、2011年1月に予定している本社移転にともない発生する見込みである損失の引当金7454万円、「資産除去債務に関する会計基準」の適用にともなう過年度分の費用2222万円を計上しているとのこと。