日本テレビ、スポットセールスおよび子会社好調で増益 2011年3月期 第2四半期決算短信
日本テレビ放送網は11月4日、2011年3月期 第2四半期(2010年4月1日~2010年9月30日)の決算短信を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :1449億7200万円(対前年同四半期 0.5%増)
営業利益 :117億0300万円(同 42.7%増)
経常利益 :172億2300万円(同 66.6%増)
四半期純利益: 92億3600万円(同 42.8%増)
主事業であるコンテンツビジネス事業においては、タイムセールスが広告市況の低迷の影響を受けたが、スポットセールスが前年を上回ったことに加え、連結子会社のバップおよび日本テレビ音楽が増収となったことなどにより、前年同四半期に比べ6億5900万円(+0.5%)増収。費用面では、売上原価と販売費および一般管理費を合わせた営業費用で、「2010FIFAワールドカップ 南アフリカ大会」の放送にともなう番組制作費の増加やスポットセールスの回復にともなう代理店手数料の増加があったものの、すべての費用項目においてコストコントロールを徹底したことにより、前年同四半期に比べ28億4300万円(△2.1%)減少。
この結果、前年同四半期に比べ35億300万円(+42.7%)増益の117億300万円の営業利益を確保。最終的に四半期純利益は前年同四半期に比べ27億6600万円(+42.8%)増益の92億3600万円となった。