レシップHDと岐阜新聞社がデジタルサイネージの新会社設立。岐阜市内のバスに12月から情報を配信。
レシップホールディングス株式会社(以下、レシップHD)と岐阜新聞社は共同で岐阜DS管理株式会社を設立し、デジタルサイネージ事業を展開して行くことを10月26日に決定、28日に設立した。両社は今年7月から岐阜市内で路線バス3台にデジタルサイネージを搭載し、実証実験を始めていた。
出資金は2,500万円で、比率はレシップ60%、岐阜新聞社40%。岐阜新聞社の持つ広告宣伝に関するノウハウやネットワークなどを活用し、デジタルサイネージ事業に対する一般的関心を高めるとともに、広告宣伝のツールとして使用する顧客を獲得する。また、レシップHDの連結子会社であるレシップ株式会社の持つバス車載用液晶表示器OBC(オン・バス・コンピュータ)とその技術を活用して、デジタルサイネージに関わる表示機器などの普及を図る予定。
デジタルサイネージ事業は、12月から岐阜市内のバス100台で実施。22インチの電子看板「バスチャンネル」で岐阜と共同のニュースや気象情報、広告などを配信し、岐阜の記事は朝と夕方に、共同の記事は約1時間ごとに更新される。