テレビ朝日、第2四半期決算 純利益倍増 タイム収入・スポット収入ともに増加

株式会社テレビ朝日は10月29日、2011年3月期 第2四半期(2010年4月1日~2010年9月30日)の決算短信を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :1156億9400万円(対前年同四半期 2.8%増)
営業利益  : 37億9900万円(同 112.4%増)
経常利益  : 50億1300万円(同 70.8%増)
四半期純利益: 23億2200万円(同 112.0%増)

テレビ放送事業においてタイム収入は、依然スポンサーの固定費削減傾向が根強いものの、23時台のネットセールス枠新設、一社提供番組の導入などにより、レギュラー番組のセールスは前年同期に比べ増収。単発番組についても増収を達成し、タイム収入合計は426億700万円となった。

スポット収入は、前年下半期から続く回復基調の流れもあり、好調に推移。業種別では、「出版」や「家庭用品」は低調でしたが、「サービス・娯楽」「輸送機器」「金融・保険」「衣料・身の回り」をはじめ16業種中10業種が前年同期を上回る伸びとなった。その結果、スポット収入は420億4300万円となった。また、番組販売収入は60億7400万円、その他収入は96億3600万円となった。

以上の結果、テレビ放送事業の売上高は1,003億6100万円、営業費用が982億1300万円となり、営業利益は21億4800万円となった。