博報堂DYH、生活者の情報行動を可視化するPDCA支援ツール「Vision-Graphics」発表
株式会社博報堂DYホールディングスは10月25日、得意先企業のマーケティング活動のPDCAを支援するツール「Vision-Graphics(ヴィジョン・グラフィックス)」を開発、テスト導入を実施することを発表した。
「Vision-Graphics」は、多様なマーケティング関連データを集約し、それらのデータの関係性を可視化することにより、生活者の情報接触から購買・コンバージョンまでの情報行動を構造化するツール。具体的には、(1)広告・広報露出やWeb上の評判・検索行動データ、得意先サイトへのアクセス行動や関連するライフログデータ、販売関連データなどの幅広いデータを集約、(2)それらのデータを容易かつ迅速に実装できる実用性の高いツール、(3)得意先企業のデータを追加することで、よりカスタマイズしたサービスを提供可能、(4)各データを横断的に解析することで、Web領域のみならずマス広告領域の活動とその効果や、最終的な購買・コンバージョンへの影響を統合的に把握する分析メニューを提供可能、などの特徴を備える。
導入に関しては、本年11月からテスト運用を開始し、来年度早々に博報堂・大広・読売広告社をはじめとする博報堂DYグループの各広告事業会社を通じ、広告主へ提供する予定。
■リリース
http://www.hakuhodo.co.jp/pdf/2010/20101025.pdf
■関連リンク
博報堂DYホールディングス
http://www.hakuhodody-holdings.co.jp/