セプテーニ、オーディエンス・データの管理プラットフォーム「Stamp」を提供開始

株式会社セプテーニは10月5日、幅広いWeb広告媒体において、オーディエンス・データを利用可能とするオーディエンス・マネジメントプラットフォーム「Stamp」(Septeni Targeted Audience Management Platform)の提供を開始した。

米AudienceScience社が提供するオーディエンスターゲティングテクノロジープラットフォーム「Audience Gateway」を採用し、オーディエンス・データを収集・管理可能とするもの。オーディエンス・データとは、インターネット閲覧ソフト(各種Webブラウザ)に保存され、Webサーバとの通信を管理するCookie情報を根拠に、さまざまなWebサイトを閲覧・訪問しているユーザー(=オーディエンス)の行動履歴を集約しセグメント化したデータの総称だ。

「Stamp」のようなオーディエンス・マネジメントプラットフォームの活用により、広告主企業にとっては詳細なターゲティングによる広告の費用対効果の向上、媒体社企業にとっては販売インプレッション単価向上などによる収益向上等のメリットがある。

セプテーニでは2009年7月以降、アドネットワーク広告「Spider!」を展開しており、「Stamp」で「Spider!」における最適な広告配信を実現するのが狙い。さらに、セプテーニ管理下でオーディエンス・データの技術的な連携が可能なアドエクスチェンジ、アドネットワークや、純広告と呼ばれる通常のディスプレイ広告商品においても、高度なオーディエンス・ターゲティングによる広告配信の最適化を可能にするとしている。

■元リリースリンク
http://www.septeni-holdings.co.jp/news/pr/20101005stamp.pdf

■関連リンク
セプテーニ
http://www.septeni.co.jp/
AudienceScience Inc.
http://www.audiencescience.com/