電通と任天堂、Wiiで動画チャンネル。お茶の間復権を狙い「Wiiの間チャンネル」。

任天堂株式会社と株式会社電通は、任天堂が販売する家庭用テレビゲーム機「Wii」向けに動画配信サービス「Wiiの間チャンネル」を共同で開始すると発表した。

「Wii」で作成できる家族の分身とも言えるキャラクターMii(ミー)を使って、「Wiiの間」で起こるさまざまなイベントを体験できる。
コンテンツの内容は、ジャンルやターゲットにこだわらず新しいものを中心に、幅広く展開していく。

「Wiiの間チャンネル」は、Wii本体をインターネットに接続し、無料のアプリケーションをダウンロードすれば使える。
コンテンツは任天堂が手がけ、電通がさまざまな外部企業と交渉、Wii独自の新しいコンテンツを構築するとともに、「生活者と企業の信頼の絆」を重視した新しいコミュニケーションの展開を進めていく。

サービス開始は2009年春、2009年夏からは有料コンテンツ配信も検討しているほか、海外への展開も計画している。

Wiiは全世界3455万台出荷されていて、8割の家庭でリビングのテレビに接続、約4割がネット接続されている。