[動画特集]「マイクロソフトのクマムラゴウスケ氏×広告ニュース杉山」によるソーシャルメディア対談

 2010年8月10日、マイクロソフトに在籍し社内でのソーシャルメディアマーケティング推進役として活躍している熊村剛輔氏をお招きし、「ソーシャルメディア対談」が行われた。

■クマムラゴウスケ氏、そしてソーシャルメディアの“バイブル”とは?

熊村氏は2006年にマイクロソフトへ入社、当時まだ主流ではなかったソーシャルメディアを活用したマーケティングを社内で啓蒙。2009年には「ソーシャルメディア・センターズ・オブ・エクセレンス」をまとめた。これが企業におけるソーシャルメディア導入のための通称“バイブル”。このドキュメントは当然、社外秘の資料となっているが、一部エッセンスはネット上のWiki(http://wiki.livedoor.jp/skipdog/)や同氏の旧ブログ(http://channel5.cc/?cat=9)などにまとめられているほか、熊村氏の新ブログなどでも紹介をされている(ドラフト第2版:http://blog.gosuke.net/files/RealBook%28Draft1%29.pdf)。

“バイブル”は3部構成になっており「知る」パートで社員全体のソーシャルメディアマーケティングに対する基礎知識を土台として作り上げ、「攻める」のパートでは具体的な運用方法、効果測定などをまとめている。この「攻める」パートは全体の約7割にのぼる最大のパートとなる。最後に「守る」ではガイドラインやポリシーがまとめられており、これは後に各企業におけるガイドライン策定のお手本にされたと言われている。

■対談では・・・

今回の対談では熊村氏にバイブル策定までの道のりについて、詳しく語ってもらった。多くの企業にとっては、まずソーシャルメディアに取り組むことそのものが大きな壁になっている。

果たして、ネガティブなバイラルに対する対応はどうとるのか、担当者や体制はどうするのか、運営方針はどのように決めたらいいのか、誰に相談すべきか。そして、果たしてこうした壁を乗り越えてまで、ソーシャルメディアに対して取り組むメリットはあるのか?
対談では、Twitterストリームとも連動。視聴者に「リアル・ブック“バイブル”第2版(http://blog.gosuke.net/files/RealBook%28Draft1%29.pdf)」を参照してもらいながら進めた。

※対談前の映像のみの配信からスタートしているため、開始5分間は音声がありません。
対談開始5分後程度から、音声付きな対談本編が開始されます。

■クマムラ氏のさらに詳細な取り組みやこれからについて、セミナーでさらに深く

USTREAMを通して“バイブル”策定までの道のりについてお話を頂いた。また、一部では策定当時の2009年と2010年の違いについても触れてもらっている。9月9日のイベント「広告業界人のためのネット&ソーシャルメディアカンファレンス」では、同氏により詳細な内容について語って頂く。

企業のWeb戦略担当者だけでなく、広告会社の営業や、メディアを企画・運営している責任者にとっても、マイクロソフト内でソーシャルメディアマーケティングのの統括責任者(ソーシャルリード)として活躍する熊村剛輔氏のセミナーはきっと役に立つはずだ。

広告業界人のためのネット&ソーシャルメディアカンファレンス詳細ページ
>> http://www.findstar.co.jp/information/syosai.php?s=1281321016
9月9日、ネット広告・ソーシャルメディアの主要プレーヤーが集結。
加藤公一レオ氏(売れるネット広告社)/川井拓也氏(ヒマナイヌ)
/クマムラゴウスケ氏(マイクロソフト)/高広伯彦氏(スケダチ)