角川グループHD、業績予想を上方修正。メディアミックス作品やビジネス書などの重版出荷が好調

株式会社角川グループホールディングスは7月29日、平成22年4月28日に公表した業績予想の修正を発表した。

<平成23年3月期第2四半期連結累計期間連結業績予想数値の修正>
(平成22年4月1日~平成22年9月30日)
売上高:620億円(前回発表から20億円増)
営業利益:18億円(同 5億円増)
経常利益:20億円(同 5億円増)
四半期純利益:▲18億円(同 15億円減)

<平成23年3月期通期連結業績予想数値の修正>
(平成22年4月1日~平成23年3月31日)
売上高:1,360億円(前回発表から修正なし)
営業利益:57億円(同 5億円増)
経常利益:60億円(同 5億円増)
四半期純利益:20億円(同 修正なし)

出版事業においてメディアミックス作品やビジネス書などの重版出荷が前期より引き続き好調であったことが売上高、営業利益、経常利益を上方修正の理由としている。しかし、投資有価証券評価損22億6,7百万円を計上したことによって、四半期純利益が15億円減少する見込みとなった。なお、現段階では通期業績の営業利益と経常利益は、第2四半期の予測額と同額で修正している。