テレビ朝日、2011年3月期 第1四半期決算短信を発表 テレビ放送事業が好調に推移
株式会社テレビ朝日は7月30日、2011年3月期 第1四半期(2010年4月1日~2010年6月30日)の決算短信を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 : 584億1100万円 (前年同期比1.0%増)
営業利益 : 23億6700万円 (同 2.0%減)
経常利益 : 32億9400万円 (同 4.5%増)
四半期純利益: 14億800万円 (同 7.6%増)
広告業界において、東京地区のスポット広告の出稿量は前年同期を上回るなど、緩やかに回復している。テレビ朝日グループでは、テレビ放送事業にくわえ、音楽出版事業やその他事業においても収益確保に努め、当第1四半期連結累計期間の売上高を584億1100万円とした。一方で売上原価、販売費及び一般管理費の合計が560億4300万円(同+1.1%)となり、結果的に、営業利益は前年同期を下回る、23億6700万円となった。
テレビ放送事業では、4月改編セールスで23時台セールスの強化と一社提供番組の積極的な導入により、レギュラー番組のセールスは前年同期をわずかながら上回った。単発番組では、「2010FIFA ワールドカップ」をはじめ、「キリンチャレンジカップ2010 日本代表壮行試合 日本×韓国」、ドラマスペシャル「TRICK 新作スペシャル」などのセールスを積極的に行った結果大幅な増収を達成し、タイム収入合計は212億9300万円(前年同期比4.1%増)だった。スポット収入は、企業業績回復にともない前年下半期からの好調が継続。業種では、「出版」「家庭用品」「薬品」「電気機器」などが伸び悩んだが、「衣料・身の回り」「精密・事務機器」「金融・保険」「サービス・娯楽」などが前年同期を上回る伸び。その結果、スポット収入は224億3千2百万円(前年同期比4.2%増)だった。
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