DAC、中国関連の事業を拡大推進 百度・CHARM・海和と提携 中国語サイト制作パッケージ提供も
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)は7月13日、中国事業の拡大推進に関する発表を行った。
DACグループは、これまでも中国において、2005年に北京迪愛慈広告有限公司(北京DAC)を設立し、中国に進出した日系企業に対する総合広告サービスを提供するなどしてきたが、今後、事業展開力をより強化するためには、「中国市場を熟知した有力な現地パートナーとの連携が必要不可欠」だとしており、今回、複数パートナーとの連携を開始・強化する。
まず、中国における総合広告会社で、特にテレビをはじめとした媒体取り扱いに強みを持つ「CHARM COMMUNICATIONS. Inc」(CHARM)と業務提携を開始する。インターネット・テクノロジー、およびネットマーケティングに関して協業を行う。
次に、中国で約7割のシェアを占める検索サイト「baidu.com」を運営する「百度」の日本法人であるバイドゥ株式会社と連携、中国市場への日本企業の情報発信を支援するWebサイト・プロモーションパッケージ「気軽につくっチャイナ!」の提供を開始する。中国マーケットに対応した中国語Webサイトの開設を支援するもので、DACの持つ販売ネットワークを活用し、日本の企業向けに本年8月から提供を開始する予定だ。
さらに、オペレーションやシステム開発の委託業務において実績のある、中国の海和グループとの業務連携を拡大し、新たに Webサイト制作等のデジタル制作受注体制を構築する。企業のWebサイト制作、DTPを含むデジタル素材作成、3D化対応、日本語 WebサイトのiPhone/android等のスマートフォン向け制作、日本語Webサイトの中国語化対応などに対応する。
■リリース
http://www.dac.co.jp/Contents/pdf/press/20100713_dac_charm.pdf
http://www.dac.co.jp/Contents/pdf/press/20100713_dac_ist_baidu.pdf
http://www.dac.co.jp/Contents/pdf/press/20100713_dac_kaiwa.pdf
■関連リンク
DAC
http://www.dac.co.jp/index.html