経済産業省調査、5月の広告業の売上高は前年同月比0.4%減。海外広告が3倍近く増加し突出
経済産業省は7月8日に、5月分の特定サービス産業動態統計速報を発表した。
5月の広告業の売上高合計は、前年同月比0.4%増の3442億9000万円。
このうち、4マス媒体については、前年同月比0.6%減の1539億8700万円。テレビが前年同月比2.5%増でプラスとなったが、ほか3媒体はすべてマイナス。
一方、インターネット広告については、前年同月比5.5%増の147億8100万円で、昨年10月よりプラスを維持。
大きな特徴としては海外広告が前年同月比228.9%増と突出し29億7900円となった。W杯の影響と見られるが、詳細は不明。
・媒体別売上高
新聞 274億5900万円 (前年同月比 7.4%減)
雑誌 78億7700万円 (同 13.4%減)
テレビ 1141億1200万円 (同 2.5%増)
ラジオ 45億4000万円 (同 7.0%減)
・その他メディア
屋外広告 34億7800万円 (前年同月比 10.4%減)
交通広告 126億1800万円 (同 4.6%減)
折込・DM 431億4300万円 (同 0.4%増)
海外広告 29億7900万円 (同 228.9%増)
SP・PR・催事 500億9600万円 (同 0.9%増)
ネット広告 147億8100万円 (同 5.5%増)