CMの「○○○で検索」、8割が「検索したこと無し」7割半が「なくてもいい」と回答 アイシェア調べ

株式会社アイシェアは29日、テレビCMでの「○○○で検索」といった、検索窓の表示手法に関する調査結果を公表した。調査期間は 2010年6月9日~14日で、20代から40代の男女494名の回答を集計したもの(男性:52.8% 女性:47.2%、20 代:29.6% 30代:33.2% 40代:37.2%)。
「○○○で検索」と表示されるCMを見て、そのワードで検索したことが「ある」と答えたのは全体の14.6%。女性(17.2%)と 30代(17.1%)は17%台とやや高いものの、性別・年代を問わず8割以上の人が経験は「ない」と答えている。
「○○○で検索」の表示の有無に関係なく、CMで商品を見て気になり「○○○」のワード以外で検索したことは、48.2%の人が「ある」と回答。女性(50.0%)、30代(50.6%)、40代(52.2%)では半数にのぼっており、年代が上がるほど高比率に。CMで表示された「○○○」のワードより、それ以外のワードでの検索経験のほうが圧倒的に多い実態が浮き彫りとなった。
CMに「○○○で検索」という表示が『あったほうがいい』としたのは「とてもあった方がいい(2.6%)」「どちらかというとあった方がいい(20.6%)」の合計23.3%。対して、「まったくなくてもいい(42.7%)」「どちらかというとなくてもいい(34.0%)」の合計76.7%が『なくてもいい』と回答した。その理由としては「短いCMの間に覚えられないので」「ワードが印象に残らないため」「CMを見てすぐ検索できないことのほうが多いから」といった意見が多数あったとのこと。
ちなみに、「○○○で検索」と表示されているCMのなかで、現在「○○○」のワードで覚えているものがあるか聞いたところ、「ある」と回答したのは全体のわずか11.5%。ほとんどの人が記憶していなかった。

■リリース
http://release.center.jp/2010/06/2901.html

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