ソニーや凸版印刷など、電子書籍配信事業に関する事業企画会社設立へ

ソニー株式会社、凸版印刷株式会社、KDDI株式会社、株式会社朝日新聞社の4社は、7月1日、電子書籍配信事業に関する事業企画会社を設立する。新会社は、参加4社が保有する技術やノウハウを集結し、出版社や新聞社などが安心してデジタルコンテンツを提供できる環境を整備し、国内最大級の電子書籍配信プラットフォームの構築を目指す。具体的には、新会社が共通プラットフォームの企画部分を担い、その後は事業会社へ移行し、出版・新聞コンテンツの収集、電子化、管理、販売、配信、プロモーションを手がけ、またそれに必要なシステムの企画、開発、構築、提供を行う。年内のサービス開始を予定している。
参加4社は、他の企業に対しても本事業への参加を呼びかけており、現在、株式会社講談社、株式会社小学館、株式会社集英社が本事業の設立に賛同しているという。

【事業企画会社の概要】
設立:2010年7月1日
事業内容:電子書籍の共通配信プラットフォームの企画
資本金および資本準備金:3000万円(資本金1500万円、資本準備金1500万円)
出資者および資本比率:ソニー(25%)、凸版印刷(25%))、KDDI(25%)、朝日新聞社(25%)
取締役:4社各社から指名予定