ソフトバンク、Ustream社とアジアに合弁会社設立 iPhone向けに日本語版アプリを提供

ソフトバンク株式会社は、インターネットを利用したライブ動画配信サービスを提供するUstream,Inc.と共同で、アジアの事業展開を目的とした合弁会社「USTREAM Asia株式会社を設立することに合意した。ソフトバンク100%子会社であるTVバンク株式会社を通して、新会社へ出資する。
また、ソフトバンクはUstream社に対し、6月中に1,000万米ドル(約9億円)の追加出資を行う。これにより、出資比率は19.04%となる見込み。

USTREAM Asiaは、まず日本での事業展開を本格化させ、その後アジア各国で事業を拡大する。日本では既に、2010年4月にUstream日本語版サイトの提供を開始している。

また、同社はiPhone向けのアプリケーションの日本語版提供を発表した。

ソフトバンクの孫 正義代表取締役社長は、「このたびUstream社と共同で合弁会社を設立する運びとなり大変うれしく思います。アジア各国でのインターネット利用者数は急増しており、USTREAM Asiaは拡大する市場に向けたライブ動画配信のプラットフォームとなります。日本でのUstreamの利用者数も急増しており、日本を含むアジア各国での今後のビジネスチャンスに大いに期待しています。」とコメントしている。