博報堂DYHD、売上高前年比1163億円減 DAC連結子会社化で売上総利益改善するも、大幅な減収に

株式会社博報堂DYホールディングスは、平成22年3月期の連結業績を発表した。

売上高 9170億6500万円 (前期比11.3%減)
営業利益 61億3600万円 (同59.1%減)
経常利益 81億9400万円 (同52.0%減)
当期純利益 12億7700万円 (前期の32億7700万円から改善)

全連結会計年度末より連結子会社となったデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社が寄与し、売上総利益率は約0.7ポイント改善した。退職給付費用の増加などがあったにもかかわらず、販管費を15億9900万円減少させたが、大幅な減収の影響を補うには至らなかった。

電通が4月度単体売上で前年を超える売上を出すなか、広告業界では博報堂グループの業績持ち直しにも期待が寄せられている。