ソフトバンクグループ、自転車とデジタルサイネージ・FeliCa・Twitterを活用したコミュニティサイクル事業を開始

ソフトバンクグループは、自転車貸出業務の株式会社アーキエムズと京都市内において、コミュニティサイクル事業を開始する。デジタルサイネージやFeliCa、Twitterを活用した先進的な日本型コミュニティサイクルを目指す。

同事業では、自転車を設置する各拠点にデジタルサイネージを併設し、観光情報の配信や利用案内、広告配信を行う。利用者の決済や認証にはクレジットカードに加え、国内で普及が進む「おサイフケータイ(FeliCa)」による決済(PiTaPa、iD、QUICPay)が可能。貸出・返却状況はPCおよび携帯電話からいつでも参照可能で、専用のTwitterアカウントから情報を提供する。また、外国人観光客や一般観光客の利用を促進するため、既存のコミュニティサイクルで多く採用されている事前登録方式ではなく、ポストペイド方式の決済を活用し、その場ですぐに貸出を行う。

2010年4月以降、烏丸御池など京都市内を中心に自転車の貸出・返却が可能な拠点を順次設置し、その後も主要な観光名所や交通要所を網羅していく予定。