JR東日本、デジタルポスターを170面ネットワーク展開へ 駅ナカデジタル広告媒体として国内最大規模に

東日本旅客鉄道株式会社は、駅ナカのデジタル広告媒体として国内最大規模の大型液晶ディスプレイ「デジタルポスター」170 面のネットワーク展開を開始する。同社は、2008年7月の東京駅を皮切りに設置を進めてきたが、品川駅自由通路に44面を設置し、今年度末までに首都圏を中心に12駅18ヶ所合計170面の展開を図る。

従来の駅構内の広告媒体と比べ、動画放映による表現力の向上、時間帯や曜日によって異なる素材を用いることによるタイムリーな商品・サービス訴求が可能となる。また、全媒体が大容量無線通信サービスWiMAXのネットワークで一元管理されているため、同時に多数の駅で動画を放映する大規模キャンペーンも可能で、効率良く広告スペースを活用することができる。

今後は、動画コンテンツの利用が増加していることから、名称をデジタルポスターからJ・AD ビジョンと改め、首都圏を中心に100 面程度の設置を進めていく予定。
運営管理・広告販売はグループ会社の株式会社ジェイアール東日本企画が行う。